人気ドッグフードの「PELTHIA(ペルシア)」と「ミシュワン小型犬用」を、「食べやすさ」「栄養バランス」「安全性」「価格」の4つの基本項目で徹底比較しています。両者の良いところ悪いところ包む隠さずお伝えしていきます!
ドッグフード選びってホント難しいですが、これからどちらを買おうか迷っている方の参考に少しでもなれば幸いです。
「犬の栄養管理士」の資格を取得!
このサイトを運営するにあたり、私は「犬の管理栄養士」の資格を取得しました。

ドッグフードはそもそも種類が多い上、商品説明を読んでも専門用語が多く、何が本当に大切なのかよくわかりません。
ネットをみても自社商品に都合の良い情報しか流していなかったり、誇張しているケースもあり、正しい評価をするのも簡単ではありません。
だから、自分である程度内容を理解し、客観的で正しい評価ができるように、専門機関が設ける認定講座を受講し合格しました。
この資格だけで十分とは言えませんが、まずは基礎知識を充実させ、今後も犬と食事に関する正しい情報を学び、このサイトを通じ、皆さんに少しでも役立つ情報を伝えていきたいと考えています。
「PELTHIA(ペルシア)」と「ミシュワン小型犬用」を4つの項目で比較しました!
評価項目 | 評価基準 |
---|---|
1.食べやすさ | フードタイプ(ドライ•ウェット等)、粒の大きさ、匂い |
2.栄養バランス | 保証成分値、原材料 |
3.安全性 | 食材生産地、製造地、調理法、合成添加物(香料•保存料等)の有無、 品質合格基準の有無、ヒューマングレードか、アレルギー対応(グレインフリー、グルテンフリー等) |
4.価格 | 価格、1gあたり価格、配送料、定期購入割引の有無 |
上記の4つの項目で、「PELTHIA(ペルシア)」と「ミシュワン小型犬用」を比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
各項目とも、内容に応じ、星の数(1つ〜5つ)で評価しています。
比較する商品
今回は両者を代表する以下商品で比較します。
項目 | ペルシア | ミシュワン小型犬用 |
---|---|---|
比較する商品 | PELTHIA | ミシュワン小型犬用 |
販売会社/輸入会社 | 株式会社Arrow of Times | 株式会社ミシュワン |
1.「PELTHIA(ペルシア)」と「ミシュワン小型犬用」を『食べやすさ』で比較!
評価基準 | ペルシア | ミシュワン小型犬用 |
---|---|---|
フードタイプ | ドライフード | ドライフード |
粒の大きさ | 直径6mm程度、長さ5mm〜17mm程度の円柱形 | 10mm以下の楕円形 |
匂い | お肉を感じさせるいい香り | 国産かつお節使用による芳醇なかつおだしの香り |
その他 | 生肉の美味しさと栄養素を活かす低温低圧製法 | 砕けやすく消化に良いので歯が弱くても、老犬でも美味しく食べられる |
評価 |
PELTHIA(ペルシア)もミシュワン小型犬用もどちらも小粒サイズなので小型犬でも食べやすい大きさです(標準は1cm程度)。
匂いは、PELTHIA(ペルシア)はお肉を感じさせるよい香りです。ミシュワン小型犬用は国産かつお節使用による芳醇なかつお出汁の香がします。
市販のドッグフードだと、保存をよくするための保存料やオイルコーティングの影響で、ドッグフード特有の強い匂いがすることがありますが、どちらもそういったことはありません。
食いつきは、客観的な評価は難しいですが、口コミ評判を見ると、どちらの商品も食いつきはとても良いとの評価が多いようです。
食いつきが良い理由としては、どちらも動物性タンパクをたっぷりと使っていることが考えられます。
犬はもともと肉食なので、穀物よりも動物性タンパクを好みます。
PELTHIA(ペルシア)は生肉の美味しさと栄養素を活かす低温低圧製法を採用しています。ミシュワン小型犬用は砕けやすく消化に良いので歯が弱くても、老犬でも美味しく食べられます。
PELTHIA(ペルシア)とミシュワン小型犬用はどちらも食べやすいフードと評価できます。
2.「PELTHIA(ペルシア)」と「ミシュワン小型犬用」を『栄養バランス』で比較!
評価基準 | ペルシア | ミシュワン小型犬用 |
---|---|---|
保証成分値 | ||
タンパク質 | 28%以上 | 21.5%以上 |
脂肪 | 10%以上 | 9.5%以上 |
繊維 | 4%以下 | 1.0%以下 |
灰分 | 7%以下 | 5.9%以下 |
水分 | 10%以下 | 10.0%以下 |
その他 | ||
エネルギー | 360kcal/100g | 352kcal/100g |
原材料 | 馬•豚•牛•鶏•魚とタンパク源をバランスよく配合 薬膳で使用されるクコの実配合 腸内環境を整えるため、食物繊維、オリゴ糖、ビフィズス菌など贅沢に配合 詳細は下に記載 | コンドロイチン含む緑イ貝配合 鉄分やEPA豊富なマグロ使用 1兆2千億個の乳酸菌で腸内フローラを整え 詳細は下に記載 |
評価 |
<PELTHIA(ペルシア)の原材料>
生肉(牛、鶏、馬、魚肉、豚レバー)、穀物(大麦全粒粉、玄米粉、脱脂大豆、たかきび、脱脂米ぬか)、魚粉、いも類(サツマイモ、ジャガイモ)、煎りゴマ、ひまわり油、乳清タンパク、海藻粉末、卵殻カルシウム、脱脂粉乳、クコの実、フラクトオリゴ糖、乳酸菌群
<ミシュワン小型犬用の原材料>
肉類(鶏肉、馬肉、鶏レバー)、大麦、玄米、鰹節、大麦ぬか、ビール酵母、米油、卵黄粉末、マグロ、黒米、赤米、イヌリン (水溶性食物繊維)、コラーゲンペプチド、発酵調味液、玄米麹、はと麦、あわ、きび、ひえ、フラクトオリゴ糖、昆布、大根葉、ごぼう、人参、緑イ貝、乳酸菌、DHA含有精製魚油粉末、セレン酵母、キャベツ、ブロッコリー、かぼちゃ、むらさきいも、さつまいも、あかもく、わかめ、白菜、 高菜、パセリ、青じそ、タウリン、L-トレオニン、ミネラル類(リン酸三カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)
上記データの通り、PELTHIA(ペルシア)とミシュワン小型犬用は、どちらも栄養バランスが良く、原材料も吟味された健全な食材が使用されたフードといえます。
大きな違いは、PELTHIA(ペルシア)は比較的高タンパク、ミシュワン小型犬用は比較的低タンパクです。
どちらも小型犬に適したドッグフードですが、PELTHIA(ペルシア)は運動量の多い子に、ミシュワン小型犬用は運動量が少ない子や体重管理が必要な子により適しているといえます。
また、
PELTHIA(ペルシア)は馬•豚•牛•鶏•魚とタンパク源をバランスよく配合、薬膳の考え方を取り入れクコの実を配合
ミシュワン小型犬用は、コンドロイチン硫酸などを多く含むスーパーフード「緑イ貝」を混ぜており、関節の痛みを抑える効果が期待できます。
に特徴があります。
3.「PELTHIA(ペルシア)」と「ミシュワン小型犬用」を『安全性』で比較!
評価基準 | ペルシア | ミシュワン小型犬用 |
---|---|---|
食材生産地 | 日本 | 日本 |
製造地 | 日本 | 日本 |
原材料と製造の安全性 | 人間も食べられる高品質な原材料で仕上げ(ヒューマングレード) 栄養素を最大限活かす低温低圧製法 | 国産のGMP認定工場が運営するペットフード工場で生産(有機JAS認証、ISO22005認証、HACCP認証取得) |
合成添加物(香料•保存料等) | 防カビ剤・着色料等不使用 | 合成保存料・合成着色料等不使用 |
アレルギー対応 | 小麦グルテンフリー | 小麦グルテンフリー |
評価 |
PELTHIA(ペルシア)、ミシュワン小型犬用とも国産(食材生産地、製造地とも日本)です。
どちらも人間が食べることが可能なヒューマングレードのフードです。
PELTHIA(ペルシア)は人間も食べられる高品質な原材料で仕上げられ、ミシュワン小型犬用は国内専門工場で人間の食品と同レベルで製造されています。
また、どちらも着色料など使用していません。
アレルギー対応としては、PELTHIA(ペルシア)、ミシュワン小型犬用とも玄米、大麦などなど一部穀物は使用していますが小麦グルテンフリーです。
穀物は全てがだめというわけではありません。でも、小麦アレルギーアレルギーのワンちゃんが増えているので、小麦グルテンフリーは安心です。
PELTHIA(ペルシア)とミシュワン小型犬用は、どちらも安全性の高いフードといえますね。
4.「PELTHIA(ペルシア)」と「ミシュワン小型犬用」を『価格』で比較!
都度購入
評価基準 | ペルシア | ミシュワン小型犬用 |
---|---|---|
料金(税込) | 2,990@1個850g | 3,980円@1個1kg |
1gあたり価格 | 3.52円@1g | 3.98円@1g |
1日あたり価格 | 278円 | 414円 |
配送料 | 770円 | 770円 |
評価 |
1gあたりの単価は、PELTHIA(ペルシア)が3.52円、ミシュワン小型犬用は3.98円。ミシュワン小型犬用も栄養バランスと安全性を考えると比較的リーズナブルな価格ですが、PELTHIA(ペルシア)は栄養バランスと安全性の高さを考えるとコスパは高いといえます。
体重4〜5kgの場合の1日あたり価格は、ミシュワン小型犬用が414円、PELTHIA(ペルシア)が278円と、こちらもPELTHIA(ペルシア)の方がお求めやすい価格となっています。
どちらの商品も、新鮮な美味しさと安全性の追求を優先しているので、その分価格が高くなるなるのはやむを得ない面があります。
価格を抑えるとその分新鮮な美味しさや安全性は落ちる可能性があります。
PELTHIA(ペルシア)もミシュワン小型犬用も栄養バランスと安全性とも星5つと最高評価で国産ということを考えると、PELTHIA(ペルシア)のコスパは優れているといえるでしょう。
定期購入
評価基準 | ペルシア | ミシュワン小型犬用 |
---|---|---|
お届け周期•個数 | 指定日に自動でお届け 1回2袋から選べる 4商品から組み合わせは自由 購入回数の制限なし | 基本は初回1袋、2回目は2週間後2袋、3回目は30日後2袋 2回目以降の個数・周期は変更可能 |
料金(税込) | 16%オフ 850g×2袋の場合;4,990円 | 20%オフ 初回:1袋3,184円 2回目以降:2袋6,368円 |
1gあたり価格 | 2.94円@1g | 3.18円@1g |
配送料 | 2.94円@1g | 初回無料 2回目以降770円 |
解約等 | 次回お届け予定日の7日前までに手続き | 次回お届け予定日の7日前までに手続き |
PELTHIA(ペルシア)にもミシュワン小型犬用にも定期購入コースがあり、都度購入よりもお得に購入できます。
PELTHIA(ペルシア)は16%オフ、ミシュワン小型犬用は20%オフです。
どちらも回数縛りはなく定期購入は1回で停止することもできるので、お試しで合っても、単発よりも定期コースで購入した方がお得といえます。
総合評価
当サイトでは、食べやすさ、栄養バランス、安全性、価格の各項目を星1つ〜星5つで評価。
総合評価は、4項目の評価を単純平均し、星5、4.5、4、3.5、3、2.5、2、1.5、1と0.5単位で分類したものです。
当サイトの総合評価は、PELTHIA(ペルシア)、ミシュワン小型犬用とも、星4.5と最高評価です。
PELTHIA(ペルシア)は栄養バランスと安全性で、ミシュワン小型犬用は食べやすさと栄養バランス、安全性で特に優れていると評価できます。
「PELTHIA(ペルシア)」をおすすめの方はこんな人!
- 安全性の高い『国産』ドッグフードを探している人
- 健康的で安全、かつ新鮮で美味しいドッグフードを食べさせたい人
- 高品質で栄養価が高く、高タンパクのドッグフードを探している人
- 涙やけやうんちなどで悩みがある人
- ワンちゃんに小麦グルテンアレルギーがある人
- 食いつきの良いフードを探している人
- 栄養や安全性と価格のバランスが取れたコスパの良いフードを探している人
- 定期購入でお得に購入したい人
- まずは少量でお試ししたい人
「ミシュワン小型犬用」をおすすめの方はこんな人!
- 『国産』ドッグフードを探している人
- 健康的で安全、かつ新鮮で美味しいドッグフードを食べさせたい人
- 高品質で栄養価が高いけど、低タンパクのドッグフードを探している人
- 涙やけや皮膚などで悩みがある人
- 関節疾患で悩みがある人、将来関節疾患になることが心配な人
- ワンちゃんに小麦グルテンアレルギーがある人
- 食いつきの良いフードを探している人
- 歯が弱いので小粒で砕けやすいフードを探している人
- 高価でも値段に見合った良いフードであれば試してみたい人
- 定期購入でお得に購入したい人
まとめ
今回は人気のドッグフード「PELTHIA(ペルシア)」と「ミシュワン小型犬用」の違いを4つの基本項目で比較してみました。
どちらも新鮮で美味しく食いつきがいい上、栄養価が高く、安全性も高いプレミアムドッグフードです。
価格はミシュワン小型犬用も栄養価と安全性の高さを考えればリーズナブルですが、PELTHIA(ペルシア)の方がよりコスパの高いものとなっています。
特徴が似た部分が多いのですが、一番の違いは、ミシュワン小型犬用は低タンパクで国産である点、PELTHIA(ペルシア)は高タンパクでコスパが高い点でしょう。
ご自身のワンちゃんの体質や予算などに応じて、どちらが向いているのか考える材料に少しでもなれば、うれしいです。
今回紹介した2つの商品以外のドッグフードもチェックしてみたい方は、おすすめ商品を一覧で比較したこちらの記事もご覧ください。